歌劇

週末の出撃予定

http://www.osk-revue.com/2014/07/12/sakuranippon2014.html そういえば三越劇場に行ったことがなかったのだ*1 これで第四次か 意外に回数が浅い気もするもっともさすがに今年はたけふ菊人形に出向く気力もないw (画像は昨年の「たけふ菊人形」出撃時のも…

とりあえず過去の発言をまとめてみた

http://togetter.com/li/716435 ひどい題名だが「松竹楽劇団満洲公演」に起因するわたしの発言を軸にまとめることで、OSK日本歌劇団90年の実情を見据えておきたかった。個人的には「宝塚は100年持ったが、OSKは95年目を乗り越えられるか」としか思っていない…

手持ち資金も考えずに...

パンフレットを買うのやめとこかと思ったのだが、ついつい買ってしまった さすがにミニ傘は子供に壊される危険性がでかいし、90年史を買う手持ちははなからねえw ヅカのようにハガキがあればええんやけど、写真とかだと何を誤解されるかわからんから買えん…

「夏のおどり」観劇記

詳細はちどりんせんせのエントリを読んでもらったほうがええかもしれん http://blog.livedoor.jp/chidori527/archives/51929379.html チケット確保の優先順位としては、どうしても「一夢庵風流記」を優先せざるを得なくて(事実15分で售完)、こちらは打通作戦…

「夏のおどり」確保完了

さすがに平日休む勇気はなかったw そうでなくとも週明けの有給取得とか、飛び飛びで夏季休暇を取得する荒業は目立ち過ぎる。ただし、松竹はヅカに比べて買いやすいなあ。ローチケなんぞ現金主義で発券手数料まで取りやがるし。手数料なしでカードを発券機に…

「満鉄協和会館」は今なお現存

http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20130616 の補遺。 1934年に松竹大阪楽劇団(現OSK日本歌劇団)が満州で公演を行ったのがここ「協和会館」(現鉄路文化宮)である。旧満鉄本社(現大連客運段)のすぐ近くにあるのだが、その存在は意外に知られていない。蒸機のミニ…

「夏のおどり」購入検討中

http://www.shochiku.co.jp/play/enbujyo/schedule/2014/8/post_170.php ヅカほど神経質にならないでも買えるのがいいところなのだが、問題は各種所用が前後する可能性があり一抹の不安があるため速攻で押さえることができないことだ。お手頃価格でええんで…

今日は「海軍記念日」だけじゃなくて

[『満州日報』1934.05.28] 「女性の祭典」五月祭*1が80年前に大連で開催された日でもあるのだが 「松竹楽劇団満洲公演」80周年 という記念すべき年であったことを失念していたw 去年書いてて新鮮味もなかったんだけど、実は誰も掘り下げてなかったというオ…

備忘録 (下手すれば忘れてる)

http://kageki.hankyu.co.jp/revue/369/index.shtml http://kageki.hankyu.co.jp/revue/370/index.shtml 「一夢庵風流記」の東京売り出しが6/29(日)。大劇場の方は(100周年だからどうかしらんが)売れ行きが好調であり満員御礼の日も散見される。これは東京で…

「新生OSK」中興のトップスター退団へ。

http://www.osk-revue.com/ より正式に発表があり、いつかは来るべきときが来たのだなあと妙な感慨を抱く。このあたりはそれこそ劇団自体がいつまでもつのかという綱渡りの状況が続いている*1だけに、昨年4月の日生劇場公演には出向いてみたのだが、まさかそ…

「武生進撃強行軍」からの帰投。

そもそも、夜行バスでの移動が最大の暴挙であった。寝れないし。 福井駅から「美濃町線」で福井新まで出向いて一日乗車券(菊人形展入場券付)を購入したが、時間に余裕があるので浅水、田原町など回って武生新に到着。無料バスで会場に向かう。今まで福井は…

「武生進撃作戦」遂行へ。

http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20130923 のつづき。 決断のつかなかった「武生進撃作戦」だが、日程の調整が必要となり、片道夜行でのとんぼ返りという日程を組んでしまった。勢いでこういうものは決行しないとおそらくあとまで持ち越したまま流局にしてしま…

10月の進撃計画(むしろOSK)

「歌劇」ネタということで。 日常生活を「本業」「家庭」「趣味」の三権分立状態で回している以上、これ以上余計な負荷はかけられないので「歌劇」は暫停状態が続いていたが、10月中旬に一時的に「家庭」の負荷が軽くなるので 「そうだ、武生逝こう。」 http…

「東京踊り」=「満州国奉祝レビュー」。

写真は「タアキイ舞台画譜」より。 http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20130616 の続き。 「東京踊り」の画像ではあるが、和装ではなく中華風となっているのが目を引く。さらに「Manchou Kuo」という画像自体がどう考えても満州国奉祝レビューですありがとうござ…

幻のレビュー「世界の大満州国」について(補遺)

OSKの満洲公演については上述の通り。 http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20130515 の続き。 水の江瀧子、津阪織枝の二枚看板を抱えた松竹少女歌劇団(SSK)についても、封印されたレビューが存在するのはご存知だろうか。1935年4月の新宿第一劇場公演「グランドレ…

「OSK満洲公演」の記録発見。

昨日、国会図書館新聞資料館にて「満州日報」1934年5月1日〜6月2日のマイクロフィッシュを眺めて(リールを回して)、幻と呼ばれた「OSK満洲公演」*1に関する記事を収集することができた。4月より資料調査を行なってきたが、OSK満洲公演に関する内容は、OSK…

「陸軍省新聞班」の役割など(はしがき)

「陸軍省新聞班」の役割を考えるのもなかなか興味深い。特にそのような中、阪神急行電鉄(阪急)ほど時局に迎合的でなかった松竹系各社がどのような形で当局と折り合いを付けたかは気になるところである。これは、鉄道会社と映画会社それぞれの官庁に対する…

「世界の満州国」の成り立ちを探る。

前日の続き。 OSSK関連が「松竹演芸内報」に記載されていないことは前述のとおり。ただし、SSK公演なら「少女歌劇」「松竹八十年史」「松竹歌劇団五十年史」にも写真が載っていない「グランドレビュー世界の満州国」の概要くらいは書いてあるだろうと思った…

「山ガール」のはしりだ

「少女歌劇」1936/12より。写真はオリヱ津阪。なにこの山ガールw 80年近く先を突っ走った(預言した)この口絵っていったい

本日の査収案件(正史編)

午後は「正史」確認のために赴くが、やはり1934/05が謎である。一応、出港日を特定する資料は出てきたが、どのような演目かは不明とのこと。「松竹演芸内報」でもOSSKに関する部分が空白になっているのは「桃色争議」後、一時的に劇団を「大劇」所有者の「千…

「OSSK」の扱いと経営母体について。

本来「大阪松竹少女歌劇団」(以下「OSSK」と記す)というくらいだから、『松竹演芸内報』にその関連情報が書いてあるかと思ったが、全くないのである。いくらなんでも1934年に満洲公演を実施するくらいだから、事前にそういう計画くらいは示されていようは…

本日の査収案件(演博資料編)

http://www.waseda.jp/enpaku/ こんなところに逝ってきた。 最初は『少女歌劇』に『松竹演芸内報』探せば楽勝やろと思ったら全然楽勝じゃなかった。結論から書くと「OSSK」の扱いは1933年の時点でかなり松竹内部でも冷淡だし、1935年以後になるとその名前す…

復活の予定は未知数。

http://kageki.hankyu.co.jp/schedule/05.html というわけで前回の中日劇場をあきらめた結果、全ツ以外におとしどころがなくなってしまった。当たり前だが平日定時速攻帰投が可能とも思えんし(最近は本業が泥沼化の一途)、土日に家族を放り出して観劇など…

「少女歌劇と満洲」戦前編やるよw

昨日の定例会議における構想発表にて、題記テーマへの取り組みを公言。すでに資料は先週にある程度収集していたのだが、それでも詳細情報の見えなかった「OSK満洲公演」については調べる価値があると考えているので(大阪劇場会場前後の劇団の動きなど全体的…

本日の査収案件(資料)

YD5-H-特210-234 「日・独・伊親善芸術使節渡欧記念アルバム」 KD6-19「宝塚年鑑」(1943/1944) 766.7-Ta377t3 「宝塚歌劇四十年史」(1954) Z11-760 「少女歌劇」(1935/1936) GC98-43「福井県史. 通史編 6 (近現代 2)」 Z8-1687「大阪の歴史」(2012/11…

戦前戦中期の少女歌劇団史を辿る。

766.7-Ta377t3 「宝塚歌劇五十年史」 Z11-146 「歌劇」 特267-129 「宝塚グラフ」(1938) 650-13「宝塚少女歌劇廿年史」(1933) 特252-902 「赤玉少女歌劇団」 YD5-H-特210-234 「日・独・伊親善芸術使節渡欧記念アルバム 」 Z11-760 「少女歌劇」 特239-2…

復活の「OSK」73年ぶりの東京公演。

本来は宝塚歌劇団ではないので「歌劇」カテゴリーをおこしてみる。 当初は2月の中日劇場進撃を考えたが、家族持ちの身でそうそう遠征を繰り返すわけにも行かず、また資金繰りの問題から敢えて見送った経緯がある。そのような中、OSK(大阪松竹歌劇団)の東京…

今回は裏切りのOSK。

一度くらいは東京公演にいっておくべきだと思ったんだ。日生劇場。座席は90%前後の販売だが十分間に合う。関東でOSKを見る機会などめったにあるものではないし、いつまで持つかわからないという緊張感を持って観劇するのもまた一興