今日は「海軍記念日」だけじゃなくて


[『満州日報』1934.05.28]
「女性の祭典」五月祭*1が80年前に大連で開催された日でもあるのだが
「松竹楽劇団満洲公演」80周年
という記念すべき年であったことを失念していたw 去年書いてて新鮮味もなかったんだけど、実は誰も掘り下げてなかったというオチ。だいたいあの記事を発見したのが「OSK90周年記念誌」発行後という間の悪い年で、さらにその80周年記念だというのに具体的な演目すら知られぬまま歴史に埋もれるのは惜しい。レビュー「女性王国」の存在なんて、いかなOSKファンであろうと誰も知らんぞ。なんでこういう節目の日すら思い出せんのかw

【注記】
これは満洲研究会同人誌『曠々満洲』第2号に書いたのですが、実はその後肥田皓三氏の「松竹少女歌劇の足跡」第21回連載で『満州日報』記事写真の出元とレビューの構成が判明したのでそれをどこかで補遺再録したいものだが、問題はこれをどうやってのこすかやな。ちどりんせんせのお知恵を拝借したいところ。

*1:欧州の「五月祭」が換骨奪胎されたマスゲーム。「メイポール」がないことに注目。