「夏のおどり」観劇記

詳細はちどりんせんせのエントリを読んでもらったほうがええかもしれん
http://blog.livedoor.jp/chidori527/archives/51929379.html
チケット確保の優先順位としては、どうしても「一夢庵風流記」を優先せざるを得なくて(事実15分で售完)、こちらは打通作戦後に回さざるを得なかったのだが、新橋というよりは築地に近い演舞場に逝ってきた。松竹はチケット自動発券機を置いているので、クレジットカードさえ持っていけばその場で手数料なしに発券してくれるのが有難い。開演時間と開場時間を勘違いしてしまったせいか30分早く着いたのだが仕方がない。
二階席にするか三階席にするか悩んだ結果三階席にしたのだが、左側だと花道が見えんのな。もっとも三階席は空席が目立ったから自由に席を移れる強みはあるし、高所から見るのが個人的には好きだからその程度は我慢できる。


【今年は「OSK満州公演80周年」だから】
これでOSKは観劇三度目になるのだが、やはり感じるのは「ダンスのOSK、歌の宝塚」という差異。OSKはダンスは和物洋物含めて乱れがない反面、歌については宝塚のエトワールに比すべきものがないのは事実だし、宝塚は歌は言うまでもないが、和物になると乱れが目につくことがある*1。あとOSKはどうしても近年の経緯を見るにどうしても脚本を外部に依存しなければならないために、どうしてもダンス中心の出し物にならざるを得ない*2。ちどりんせんせの意見はこちらなのだが、若干自分とはニュアンスが異なるように思える。

それはともかく今回は、近年のOSKを支えてきた功労者である「桜花昇ぼる」引退公演である*3。ラインダンスのあとの独唱は、近鉄撤退後の様々な経緯を知っていると涙なくては聞けない歌詞だね。最後の締めは「桜の国」(作詞:岸本水府) で決まりでしょ。

*1:ということは歌がコケたらどもならんということだが

*2:だから大野拓史センセに脚本書けとか無茶なことはいわぬが、そうなったらわしゃ悶絶w

*3:明日の千秋楽でさえ空席あるんや、5,000円お布施しやー