当時の「投書欄」を眺めてみよう

▼S氏、一體私の投書を何度たべてしまふおつもりですか。今度没にするとおばけになつて東京までたゝりますよ (中略)S氏これを食べるとどうなるか御存じでせう (矢須子)
□今度から官製はがきにお願ひします。それでないと食べますよ (S)
『少女歌劇』(1935/2 p.124)

一昨年の調査時に当時の投書欄をざっと眺めて、それ以上調べることはなかったのだが、当時の状況を把握するために「少女歌劇」の投書欄 (「白いポスト」といったようだ) を眺めてみたら、1935/2前後は編集部員コメントまでついておりなかなか面白い。機会があればもっと紹介してみたいと思うが、なにしろ文面が長いので (A5三段組で6頁ある) 引用するだけでもしんどい こういうものを見ると当時の時相が見えてくる