「森林鉄道」の先行きはかなり暗い。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110427-00000112-jij-int

時事通信 4月27日(水)19時38分配信
台北時事】台湾随一の観光地である阿里山嘉義県)の森林鉄道で27日正午すぎ、列車が脱線、転覆し、5人が死亡、99人が重軽傷を負った。被害者のほとんどは中国人観光客という。地元消防局や台湾メディアによると、列車が神木駅から阿里山駅に向けて走行中、線路沿いの大木が突然折れて列車に倒れかかり、8両編成のうち4両が脱線、このうち2両が転覆した。当局はヘリコプターなどを動員して負傷者の救助に当たった。 

阿里山森林鉄道が観光鉄路化して久しいのだが、非常に厳しい線形(獨立山スパイラルなど)のために過去何度も台風で運休しており、今でも樟脳寮あたりが復旧していないとのこと。同鉄道は林務局の所有だから、簡単に廃止することはないと思うのだが(それそのものが観光資源となっている)、事故で死者がでるというのは厳しいものがあるな。日本的感覚かもしれないが。