黒竜江省大慶市でこのほど、中国最大規模となる有機肥料の生産基地「大慶鮑斯生物園区」の1期工事が完成し、生産を開始した。11月30日付黒竜江日報などによると、大慶鮑斯生物園区の総面積は100ヘクタールに上り、投資総額は7億6,000万元。トリ、ブタ、ウシの糞便や米ぬか、石炭灰などから有機肥料を生産する。工場の建設は3期に分けて行い、今回稼働した第1期は投資額2億3,500万元、年産25万t。すべての施設が完成すれば、年産50万t規模に達する。中国では土地のアルカリ化や化学肥料多用による劣化が問題となっており、土壌改良に効果のある有機肥料の市場拡大が見込まれる。(12/1NNA)
「最高級有機質肥料」という筒井康隆氏の作品を思い出したんですが。
