すべては中国国内の悪しき商慣行に起因。

19日付上海紙・東方早報(B1面)によると、中国国家発展改革委員会傘下の経済研究所信用研究中心の陳新年主任は天津市でこのほど開かれた金融関連フォーラムで、中国経済の問題点の1つとなっている債権・債務上の信用問題の現状を明らかにした。その中で陳主任は「信用の欠如は重大で、社会信用体制を早急に確立する必要がある」と強調した。(時事)

中国の輸出のうち、代金回収が焦げ付いた不良債権の比率は5%と、先進国の0.25〜0.5%に比べ10〜20倍の高率であることが分かった。商務部研究院がこのほど、国内の貿易企業500社を対象に行ったサンプル調査で判明したもの。21日付第一財経日報など各紙が伝えた。また研究院とは別の商務部系機関が貿易企業1,000 社を対象に行った調査では、68%の企業が、輸出先の信用不足によって損失を被った経験を持つこと、代金回収の遅延率が50%を超えていることも明らかになった。エレクトロニクス、サービス、軽工業など、競争が激しい分野で不良債権化が起きやすいことも分かっている。(NNA)

中国の悪しき商慣行「商品を掛けで買って、金は払わない」という踏み倒し商法からの脱却が図れるのかね。おまけにリスク管理という概念が無ければ、終わってるとしかいいようがない。