「歴史」を知らないのに語っちゃダメだってw

http://www.tobunken.com/news/news20120328123912.html

3月4日
のんびりできる懸案とそうでない懸案をごっちゃにしてはいけません。政治は実務なのですよ。太平洋戦争末期、終戦に反対する陸軍を説得しよう、話し合いで決めようと無駄な時間を費やしている間に長崎に原爆が落ち、7万人の人命が奪われた。最初から天皇に決済をあおぎ、陸軍をだまらせていれば失われなかったはずの7万の命があるのです。いまこうしている間にも、東北地方には一年経って片づかない瓦礫を前になすすべもなく立ちつくしている人々がいる。ヒトラーが出現する危険性が、などというのははっきり言います。タワゴトでしかない。

「弐キ参スケ」の類ならようけおるぞ。
故あって満洲国産業史研究に足を踏み入れているのだが(主に「港湾」と「葦」の件で)、「満洲国」と「国家社会主義」の腐れ縁を学べばこんな駄文は書けない。世に「満鉄本」数多あれども、産業史まで踏み込んで書かれたものは少ない。そして、国家社会主義による産業政策が、どのような形で破綻をきたしたかを調べることが、こうした類の跳梁跋扈を防ぐことになりうる。
まあ、歴史を語らせたら一発でボロが出るテンテーのことですから(悪文の度合いが加速して更に読むのが苦痛)、そこまで踏み込んだ論議などできようもないのは承知ですが。頼むからもう少し日本語を勉強してくれw