最後の検証作業(3)。「からさわ薬局」登記簿の解説。

http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20110418/ の続き。
現地調査を実施し(外観調査だけ)、謄本を取りに行くときに決めていたのが、「からさわ薬局」の法人登記簿謄本を取得することであった。不動産とは異なり、住居表示だから出てこないはずはない。そもそも、2011年度より端末で請求が可能となったので、非常に楽になった。
http://www.kanpo-karasawa.com/karasawa-map-google.html
「札幌市中央区北四条西六丁目1番地」は「からさわ薬局」登記上の本店所在地なので、これをキーにすれば請求は非常に簡単。会社概要は以下の通り(追記)。

商号:株式会社からさわ薬局
本店:札幌市中央区北四条西六丁目1番地
会社成立の年月日:昭和36年2月9日
目的:
1. 薬品並衛生器具の販売
2.医薬品の製造
3.化粧品並雑貨の販売
4.毒劇物の販売*1
5.計量器の販売
6.右右号に附帯する一切の業務
発行済み株式の総数:1,000株
資本金の額:金1,000万円

役員一覧は以下の通り。

代表取締役:唐沢豪貴*2
取締役:唐沢優子、唐沢俊一
監査役;唐沢直樹(以上平成16年11月30日重任)

唐沢あや子(ご母堂)はすでに経営から引いているものの、唐沢俊一は同薬局の取締役に名を連ねており、「役員報酬」という形で安定的な収入があることが考えられる。すでにご母堂が経営から離れているというのは、中野区に蟄居して事実上の経営権を委譲したと判断すべきであろう。
相続関係についてはこのようなエントリがあるので紹介しよう。
2002年5月7日の日記
2005年6月6日の日記
これが「母の室」購入に至る伏線になっている。当時の事務所は、まだ賃借のままである事に注目されたい。
(以下続く)→ http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20110428/
追記
今回は、これとこれを発見。
さすが唐沢俊一!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ そこにシビれる!あこがれるゥ!

*1:意外な感じを受けるが、薬剤師は毒劇物取扱責任者ならびに危険物甲類取扱者の資格を得られるので、間違いではない。毒劇物取扱責任者は自分でもなれるが、危険物甲類は受験資格すらないw

*2:代表取締役を間違えていたので、爾後修正。公式サイトには代表取締役名義が書いてあったのに気づいてながら、エントリを起こしたときに間違えてしまった。