「財政再建打順論」について。

http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10748072116.html
財政再建打順論」は、暗黒卿高橋洋一氏)の「さらば!財務省」で触れていたが、民主主義国家で「増税ありきの財政改革」が平気で論じられるのは日本をおいて他にない。だいたい1980年代の中曽根内閣時代でさえ「増税なき財政改革」を標榜していたでしょうよ。むしろ「子ども手当」で票を釣ってそれから一気に増税論で畳み掛ける民主党(いや「菅堕ち」)の手法は、戦後最悪の詐欺的手法と言えるのだが(その逆に「米百俵」の話を持ち出して、党内外に不協和音を響かせながら強引に押し切ったのが小泉内閣)、それで内閣が持つはずがない。
だいたい、自民党民主党も、そのあたりの経済政策に無知な人間がはびこり出してからえらいことになっており、その歪は「立ち枯れ」の登場をもって現れたという感がある。
そもそも「立ち枯れ」の「景気の悪い面」与謝野馨と、「菅堕ち」が連立を組むという時点で、日本国民にとっては悪夢以外の何者でもない。なおかつ、これが民主党入りという時点で*1東京1区有権者を馬鹿にした行為である。そもそも、こいつの選挙区における評判は最悪*2で、敢えてこれを落とすために民主党に入れた有権者への裏切り行為であるということに気づけよ。海江田万里は党本部に速攻で殴り込みに逝け。

*1:「万が一」でもありえないが

*2:昔から選挙に弱い。落選や比例復活も数度。