「理念なき増税」煙草、酒、残るは塩。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101029-00000141-jij-bus_all

2011年度税制改正で、割安な「第三のビール」の増税論がにわかに浮上してきた。「韓国製の安い輸入品から国内メーカーを守る」(民主党議員)のが理由というが、市場シェアの大半を占める国内メーカーは「事実認識が誤っている。増税されたら売り上げ減少に直結する」(ビール大手)と猛反発している。第三のビール発泡酒にスピリッツを加えた「リキュール」と、豆などを使った「その他の醸造酒」の2種類。350ミリリットル当たりの酒税が28円とビール(77円)に比べ大幅に安い。店頭価格は国産なら120円前後だ。
民主党内で浮上しているのは、このうちリキュール系への増税だ。複数の議員が韓国で製造された国産品より30円程度安い流通大手のプライベートブランド(自主開発、PB)商品の輸入急増を指摘し、「税制のゆがみを突いて大量輸入されている」「日本の工場は閉鎖の危機だ」などと強調。国内雇用を守るためにも増税が必要と口をそろえ、中には法人税減税の代替財源として有望視する向きもある。

第三のビール」は本質的に「ホッピー」。
ビールですらない。じゃあ、アルコール度数比例按分するならウイスキーは大増税するんだな?「牽強付会」もここに至ったかと思うと、呆れを通り越して笑うほかない。政権がどっちに転ぼうが「下げ潮派」が主流を占めたという事実は動かぬ。そもそも「貿易保険」の貸借対照表(貸倒引当金の罠)を読みきれた仕分け人は誰もいなかったわけだし。