第53次打通作戦(蒸機の落日)。

内蒙古扎賚諾爾。中露国境の満洲里近くにある露天鉱。ここでは30両以上もの蒸気機関車が石炭の採掘・輸送に使用されている。
上海からは哈爾濱まで飛行機、そこから夜行列車で12時間かかる辺境の地、気温は零下10〜20度が当然の世界。
そんなところに逝ってきた。
蒸機の数は多いので、午前中は適当に流して、昼は「羊肉鍋」食って麦酒飲んで、午後は露天鉱周りを歩けば、日ごろの運動不足が祟ってかなりしんどかった。それでも15時半には再度露天鉱上部にたどり着き「蒸機の落日」を目にし、満洲里まで行く出租に乗ったら、踏切が鳴り出したので最後の一枚を撮影。これで、しばらく中国蒸機ともおさらばだ。