岸田今日子も、青島幸男も、死んでいくんだなぁ。

舞台やテレビ、映画「砂の女」などで知られる個性派女優の岸田今日子が17日午後3時33分、脳腫瘍による呼吸不全のため東京都内の病院で死去した。76歳だった。東京都出身。自宅住所は公表していない。葬儀は近親者のみで済ませた。(中略)主な出演作に、映画「破戒」「八つ墓村」「春の雪」、ドラマ「傷だらけの天使」「前略おふくろ様」「大奥」などがある。アニメ「ムーミン」の声も担当した。(21日時事)

マルチタレント、参院議員、東京都知事として活躍した青島幸男(あおしま・ゆきお)氏が20日午前9時31分、骨髄異形成症候群のため東京都内の病院で死去した。74歳だった。東京都出身。(中略)95年の都知事選に議員を辞職し出馬、無党派層の圧倒的支持を得て知事に当選。世界都市博覧会を公約通り中止した。しかし、指導力を発揮できない場面も目立ち、1期で引退した。(中略)06年11月、自宅で転び頭にけがを負ったため、都内の病院に入院。検査の結果、骨髄異形成症候群と診断され、治療を続けていた。

前者は「八つ墓村」「まうみん」の声以外に、近作の紹介はできないのか。しかし一瞬、野際洋子*1と勘違いしかけた自分はたいがいアホですな。
後者は「東京の青島、大阪の横山」タレント知事が地方自治を崩壊させた例で、見事に晩節を汚した。世界都市博の中止では、国税庁通達もひっくり返し、日本の景気悪化を進行させ*2、以後は何もできず都庁役人に都政を壟断され、これも全国各地で相次いだ地方自治財政悪化のトレンドを作るきっかけとなった。挙句の果てが、階段落ちして致命傷という死に様。

*1:「ずっとあなたが好きだった」の姑役。「冬彦さん」で有名

*2:都主導第三セクタの財政状況が悪化した原因。フジテレビ本社が移転しなかったらゆりかもめも含めどうなったことか