メガネとカメラ分野より撤退(嘘

光学ガラス首位のHOYAとカメラ大手のペンタックスは21日、来年10月1日に合併すると発表した。新会社はHOYAの情報エレクトロニクス、コンタクトレンズなどを主たる収益事業とし、成長が見込めるペンタックス内視鏡や人工骨の医療分野にも力を注ぐ。HOYAによる事実上の吸収合併で、売上高5000億円規模の総合光学機器メーカーが誕生する。新会社は「HOYAペンタックスHD」とし、代表執行役最高経営責任者(CEO)にHOYAの鈴木洋CEO、取締役会会長にペンタックスの浦野文男社長が就任。ペンタックス1株にHOYA0.158株を割り当てる。新会社は各事業分野ごとに再編するものの、HOYAとペンタックスのブランドはそれぞれの分野ごとに残す。ペンタックスが手掛けているデジタルカメラ分野は、キヤノンなど上位光学メーカーとの競争が激しく、ソニー松下電器産業の電機メーカーも今年から一眼レフ市場にまで新規参入。新会社は今回の合併により、収益性が高い一眼レフなどの開発力を高め、上位メーカーを追撃する。HOYAの鈴木CEOは同日の記者会見で、医療分野について「今は(売上高が)500億円弱だが、できるだけ早く1000億円程度にしたい」と強調。ペンタックスの浦野社長は、一眼レフが軌道に乗れば、収益性が低いコンパクトカメラから撤退する可能性を示唆した。2006年3月期の連結売上高はHOYAが3442億円、ペンタックスが1422億円。

合併して汎用品から撤退するのは、コニミノと同様ということか。金にならんわけだし。「内視鏡」あれオリンパスじゃなかったっけ?と一瞬勘違いしてしまった。競合しているわけですな。