ジーメンス高速列車受注、北京〜天津で運用

13日付新華社電によると、独ジーメンスはこのほど、中国鉄道部と最高時速300km/hの高速列車60編成を受注する契約を締結した。中国北車集団唐山機車車輌厰と共同で納品する。ジーメンスの受注額は6億6,900万ユーロ。先発の3編成と一部重要部品はドイツで生産する。高速列車はまず、2008年から北京〜天津間で運用を開始する。その後、上海〜南京、武漢〜広州など全国のその他路線で運用する見通しという。(11/14NNA)

11日の中国新聞社電によると、独ジーメンスの中国法人、ジーメンス交通技術集団が中国北方機関車車両工業集団唐山機関車車両工場と合弁で、中国に高速鉄道車両60編成を販売することで合意に達し、ベルリンで10日、中国の劉志軍鉄道相らが出席して調印式が行われた。ジーメンスの受注分は6億6900万ユーロ。この車両は「CRH3」で、最高時速は300km/h。まず2008年に北京−天津線に投入し、ほかの路線に拡大する予定。1編成200mで、座席数600以上。設計や計画をドイツで行うほか、初めの3編成と重要パーツはドイツで製造するが、その他は中国で製造する。双方は列車と部品の生産技術の支援や移転でも合意している。ジーメンスは1993年に中国に交通技術集団を設立して以来、上海や広州、深センの地下鉄に車両、信号・保安システムなどを販売している。中国は今後15年で12000kmの旅客鉄道路線を建設する計画で、同社は中国鉄道市場で新たな成功を収めたことになる。(11/14時事)

じゃあこれと同じことを日本でもやれというのか?無理だろう。中国市場を取るというのはかなりリスクの大きいことだと思うのだが。