特別車両の運賃は如何に。

北京と西蔵自治区拉薩を結ぶ豪華鉄道が来年5月からテスト運営を開始する。全行程4,000 km、5日間の料金は1 人当たり約5,000US$(約57万円)。同路線に出資する上海企業、高瞻有限公司(TZGパートナーズ)の関係者が明らかにした。チケット発売は来年2月から、正式な開通は同9月を予定している。旅客用車両の収容人数は1車両*1当たり96人、食堂車2両と展望車1両を含む15両編成とする。旅客用車両にはダブルベットやシャワールーム付きのスイートルーム4室を備える。運行は8日間に3本となる予定。海外からの観光客と国内富裕層の利用を見込んでいる。車両は山東省青島に拠点を置くカナダ企業ボンバルディア子会社が製造。青蔵鉄路公司と高瞻の子会社が共同運営する。香港上場企業の永安旅遊も5,290万US$を投じる。高瞻は、北京と雲南省の大理、麗江を結ぶ豪華鉄路も計画中だ。新華社電などが伝えた。(12/27NNA)

一列車あたり定員96名ということは、一車あたりの定員はせいぜい8〜10名。おいおい、それって「幹部専用専運車」と同じじゃないですか。そうでなくとも、拉薩行列車は「専運車」と外見が同じなので、撮影にも気を遣うほどなのだが、逆にそれと勘違いして専運車にカメラを向けて公安に拉致頻発、という事態にならなければいいのだが。

*1:1列車の誤りでは。YW25Gで66名、RW25Gで36名なので