「筆写」で記事内容を頭に叩き込む。

先週末に査収した新聞記事の筆写を行なっている。細かい文字に膨大な字数だから非常に難儀し、何文字かは判読不能でまたそのために再訪は避けたいところだ。ただし少なくとも自信を持っていいのは「OSK満州公演」の件で、間違いなく一気に追い越して極北の域に逝ってしまった。さらに追い込みをかけるには人物来歴調査が必須だが、皓星社データベースにも出てこないマイナーな人物なので、手許資料の組立でいくしかないであろう。
目の前の事象を分析するには経験とセンスが要る。それを見抜く力があれば、色々と応用はきく。それを趣味に応用すれば、かなりの短期間でまとめ上げることができることがわかった。重要なのは重点化と他分野の組合せ、それと問題意識。まさか当該公演を2ヶ月で調べ上げるとは自分でも考えていなかった。満州港湾整備史でさえ異例の早さと言われたが、今回はさらに早い。過去の蓄積あればこそといえよう。