「満鉄参与」の足取りを追う。

これについては「論叢I」より継続してきた作業ではあるのだが、その歩みは決して捗々しいものではなかった。本業とは全く関係ない分野で、休みの合間を縫って資料を収集するのは時間も金もかかる。ましてや、膨大な資料の中から一個人を特定して探し出す作業というのは、常軌を逸しているとしかいいようがない。幸い、当時の社員録と紳士録からその足取りを戦時期まで追うことはできたので、あとは戦後の社史に調査を転じようとした矢先だった。まさか冗談半分で入れたハッシュタグに、ご親族より反応があるとは思いませんでしたがな。というのが今日のオチだ。敢えてこの画像を貼る。