「国家社会主義」に対抗する理論構築と「郵政民営化」。

http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20120313/追記
郵政民営化をどう考えるかだが、財政投融資時代からの硬直化した金融運用(国債一本槍)しかできない現状をどう考えるかに尽きる。暗黒卿理論の受け売りではあるが、今のところこれが一番筋が通っている。中川秀直氏のblogを読むと、かえって誤解を与える印象を受けた。「郵政民営化」自体が色々な意味で「政争の具」となってきたのは事実だが、反動的に日通との経営統合に横槍を入れたために、経営が悪化したと考えている。「信書」との絡みがあるので郵便事業をどう維持するかという問題はあるが、保険・金融事業だけ考えれば日本最大級の会社なのだから、そこをどう取り扱うかが最大の課題であろう。
あと、「国債危機論」を煽っているマスゴミ連中に聞くが、そうなったときには「ゆうちょ」を筆頭に、日本の全金融機関が(国債評価損で)吹っ飛ぶことをわかっているのかね。週刊ダイヤモンドだけは過去にそれに言及した記事を見たことがあるが。亜国国債や希国国債とは訳が違う。それに見合う通貨供給で十分見合う話だ。