金主は果たして「温州」か。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120306-00000057-jij-soci

時事通信 3月6日(火)11時8分配信
ジャスダック上場の情報処理サービス会社「セラーテムテクノロジー」(東京都中央区)が、虚偽の中国企業買収を公表した疑いが強まったとして、東京地検特捜部は6日、金融商品取引法違反(偽計)容疑で、社長池田修(38)、元取締役宮永浩明(46)、取締役藤本秀一(41)の3容疑者を逮捕した。証券取引等監視委員会が昨年6月に強制調査していた。特捜部は、中国企業が事実上セラーテムを買収し、上場手続きを経ずに日本の証券市場に「裏口上場」していたとみている。逮捕容疑によると、池田容疑者らは2009年11月、英領バージン諸島の投資ファンドを割当先とした新株発行により、総額約15億円の第三者割当増資を行い、この資金で中国・北京市のソフトウエア開発会社「北京誠信能環科技」を子会社化するという虚偽の発表をした疑い。この15億円は、セラーテムの資金をファンドを通じて還流させたもので、増資は架空だった。発行された新株は北京誠信側が取得しており、公表された事実とは逆に北京誠信がセラーテムを買収し、株価つり上げによって利益を得ようとしたとされる。

大陸の金主はどうなんでしょうねぇ。
目新しいことはなく、むしろ自分でも「裏口上場」であろうという手口は一年以上前に読みきれていたので、内偵に時間を要したというのが実情か。