第56次打通作戦(嘉善県内その1)


とりあえず切符の準備(代金決済)を終えた後、上海南まで荷物を持って移動してバスの切符を買う。この時間だから余裕で買える。待合室の売店は、「海宝」一色。一応、汽車站で売っている代物だから、偽物ではない(公認マークがあるから、本物のはずである)、たぶん。
1時間ばかり乗って嘉善県内に入る。高速を降りたあとのルートは何度も乗っているので覚えているが、今回はどうも勝手が違う。市街地に入るずっと前で左折して、ずっと南下していくではないか。迂回して市街地に入る、まさか大雲経由とも思えない。国鉄線を跨いでずっと走ると、真新しい建物が見えてくる。まさかここが汽車站なのか。

いったいどこやねんここは?という状況。確かに、近年どこでも市中心部にあった長途汽車站を郊外に移転する動きは強まっていたが、まさか嘉善までもそうなるとは思わなかった。前の場所なら、最悪実家まで歩いて行けたのに、とてもじゃないがそんなことができるはずもない。公交汽車乗場に行くと、実家の目の前を行く路線(K201路)があるではないか。早速乗車。
結局、実家には14時過ぎに到着。荷物を引き渡して休憩。
シャワーも浴びて少し落ち着いたので、夕方に少し散歩。K201路の残りの区間を片道歩いて、帰りはバスに乗って帰ることにする。とはいえ、零銭(小銭)がないのは覚束ない。飲料を買って確保しようと思ったが、要望通りに零銭をよこさねぇ。仕方が無いので別の店で「手紙」*1を買って零銭確保。嘉善站からのんびりと庄港村まで歩き、K201路で帰投。

*1:トイレットペーパー。1元。