伊勢丹、中国1号店の撤退含め検討

【上海30日時事】伊勢丹が1993年に中国で初めて出店した上海市の「上海華亭伊勢丹」について、撤退を含めて検討していることが、30日明らかになった。赤字が2年間続いており、年末に期限が切れる店舗の賃貸契約更新交渉がまとまらなければ、閉店を決断する見通しだ。「華亭伊勢丹」は伊勢丹が約3分の2を出資して、地元の錦江国際購物中心と合弁で設立。従業員は145人。上海の目抜き通り淮海中路に位置するものの、地下鉄の駅から遠いことや競合店の相次ぐ出店で、ここ数年売り上げ不振に陥っていた。同社関係者によると、賃貸契約の更新交渉は続いているものの、価格面で折り合いが付かず難航しているという。ただ、仮に閉店した場合でも、同市内には97年に開店した「上海梅龍鎮伊勢丹」があり、顧客への影響は最小限にとどめられるとみている。中国国内で伊勢丹は上海の2店舗のほか、天津、成都瀋陽に出店。今年末には北京に「旗艦店」のオープンを予定している。

「梅龍鎮伊勢丹」のほうが知名度が高いので、撤退しても何等問題はないのでは。もしくはどこかに騙して売りつけるとかw