「観光1線」→「180路」とでもなるのか。

今年1月から上海市の目抜き通りを運行していた幌付きの2階建て観光バスが、8月末で「観光」の看板を下ろす見通しとなった。28日付の上海紙・新聞晩報(A4面)によると、乗客が少なく採算が取れないため、一般の路線バスに生まれ変わって利用客の増加を目指すという。真っ赤な車体で、晴天時は2階部分の屋根がないオープンカーというこの観光バス。上海巴士集団が1月9日から、「上海初」の触れ込みで淮海中路を中心とする約11kmに投入した。しかし、これまで乗客は1日平均100人余り。値段は通常の路線バスより1元高い3元としたものの、採算ラインの月1,200元の売り上げには遠く及ばす、同集団はこのほど市当局に「路線取得」申請を行った。運賃の高さに加え、他のバスや地下鉄に乗り換えても優遇料金が適用されないことが不人気の要因とみて、一般の「路線バス」への衣替えを決断した。上海市民は9月以降、1台100万元以上とされる高級バスを気軽に利用できることになりそうだ。(7/29時事)

利用客が少ないのは、運転本数が少ないのと、目抜き通りである淮海中路を通るため、定時運行が期待できないのがあるのでは。路線名は、最近100番台の路線番号が順次増えているので、180番台に突入するのか。それとも「999路」とでもするか。