さて「景気の悪い上海」のはじまりだ。

【上海26日時事】森ビルの森稔社長は26日、上海市内で記者会見し、8月末に当地で開業した超高層ビル上海環球金融中心」(101階建て)のオフィス部分の賃貸契約について「予定していた米系メガバンクの動きが止まってしまった」と述べ、米国発の金融危機の影響が出ていることを明らかにした。賃貸オフィス部分の契約率は約50%にとどまる。森社長によると、ある米系銀行は「こういう状況では意思決定しづらい。待ってくれ」として契約先送りを要請。また、中国当局の営業認可が下りないために契約ができない金融機関もあるという。ただ、森社長は「名前の通り国際金融センターとしての使命を実現すべく頑張りたい」として、当面は金融関連企業を中心に契約交渉を行う考えを強調した。

10年かけて進出した結果が見事なまでに藻屑と散るか。
そもそも陸家嘴には山のように高層ビルばかりが乱立しており、おまけに相場はクソ高いので、しばらくの間は採算に乗るのは厳しいんじゃないかと。長期的にはどうか知らぬけど。