「その1勝」すらもできずに。

最近はこういう「痛い」本が流行なのか?
http://www.sankei.co.jp/shakai/wadai/070624/wdi070624006.htm

興味深い本が登場した。その名も『中年童貞』。あからさまなタイトル通り、中年にいたるまで性交渉の経験のない男性の存在と実像を紹介して、中年童貞の生きる道を模索する。 著者は34歳で童貞の渡部伸さん。女性との性交渉を望みながら、なぜ中年まで果たせない男性が生まれるのか。
「日本家族計画協会」の調査によると「性交渉の経験がない」、つまり童貞と答えたのは25〜29歳 =17.1%、30〜34歳=6.3%、35〜39歳=5.1%、40〜44歳=7.9%だった。 日本では見合い制度の崩壊と出会いの機会の増大で、恋愛=結婚が完全な自由競争となったが、 その半面、異性を魅了する「恋愛資本」を多く持つ者が異性を独占する状況が生じた。(抜粋)

こういうものは、スポーツの公式試合と同じようなもので「まず1勝」することが重要なのだが、実際は「心構え」、要は自分自身の人間性に尽きる。「その1勝」すらできないことが多いのだが、そこで人間性が現れる。何度か失敗を繰り返しても「まあしゃぁねぇな」と、言い訳もせずに淡々としていれば、いつかは運が回ってくるのだが。