腐敗を招くのは事実でしょうな。

ブリュッセル17日時事】中国がアフリカの資源獲得を狙って援助や投資を拡大していることに対し、欧米諸国は、内政に干渉せず、条件を付けないことを原則としているため、腐敗を助長したり、借金漬けを招いたりする恐れがあるとして批判している。欧州連合(EU)の政策金融機関、欧州投資銀行(EIB、ルクセンブルク)のメイスタット総裁はこのほど当地で記者会見し、中国の融資によってアフリカでプロジェクトが進められるのは良いことだとしながらも、「中国の銀行が環境、社会、収益性の面で条件を付けないのは問題だ」と語った。また、世界銀行のウルフォウィッツ総裁は昨年10月、仏経済紙レゼコーに対し、重債務から脱却したばかりのアフリカ諸国に対する中国などからの援助について、「債務を免除された国を再び重債務に陥れる危険がある」と指摘。「大臣用の高級車購入に充てられるとすれば、それは悪い借り入れだ」と述べ、無条件の融資は政権の腐敗などにつながる可能性があると警告した。一方、ドイツのウィチョレクツォイル経済協力開発相は昨年11月、DPA通信に対し、中国のアフリカ援助について「良いガバナンス(統治)を促進しようとしている国際社会を、中国が阻害することは回避しなければならない」と主張。中国がアフリカとの経済関係強化を進めていることに関しては、「中国自身の利益のためであるのは明白だ。特にアフリカの天然資源が目当てだ」と語った。EIBのメイスタット総裁は、こうした懸念の払しょくに向け、アフリカ諸国、中国の金融機関、国際金融機関の3者による対話を呼び掛けた。

まあ暗黒大陸に金を貸し込んで、四大銀行のBIS規制比率が悪化するに500ペソ。