「中国のアフリカ援助政策」

http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2012/01/au2-36-5144.html
ここにコメントしたとおり、中国とアフリカ諸国との関係は1960年代より密接なものがある。「バンドン会議の腐れ縁」と書いたが、当時は国際社会への復帰を狙って身の丈も考えない国際援助を行なっていたことも知られている。(中には外貨不足のため硬貨で支払ったという冗談のような話もある)*1
ただし、近年はこれとは違ったアプローチで動いていることは着目すべきであろう。一般的は「資源確保」の意味合いが強いと見られているが、シーレーンの確保という側面から考えると興味深い。それは「航空母艦」の整備など急激な海軍力の膨張に象徴されるが、実際問題として自衛隊の「中の人」でさえもはやその存在を軽んじていないことを念頭におくべきだ。
http://y-sonoda.asablo.jp/blog/2012/01/31/6313697
ただし、自分は元来「貨車鉄」を起点としており、せいぜい「貿易史」と「満洲港湾整備史」程度しか拠る術を持たないので、これ以上の部分は、専門的見地からのご意見などいただければ幸いである。

*1:「中国のアフリカ援助政策」日本鉄道車両輸出組合報1973年通号101号より。