こっちには「賠償請求」しないのか。

三洋電機は27日、過去の決算で関係会社株式の損失処理が不適切だったとして証券取引等監視委員会の調査を受けている問題で、金融商品の時価評価制度が導入された2001年3月期から04年3月期の4年間にわたり関係会社株の評価を見直し、同期間の単体決算を中心に訂正する方針を発表した。訂正額などは見直し作業が終わり次第、公表する。同社では「証券監視委から決算の自主訂正を促され、それに従うことにした」(広報担当)と説明している。これにより、早期に事態を収拾し、経営再建に専念する意向だ。(2/28時事)

三洋電機は27日、子会社で、海爾ブランドの家電の輸入販売を手掛ける三洋ハイアール(大阪府守口市)など3社を解散すると発表した。ほかに解散するのは教育関連子会社の三洋エデュケイションと、中国法人、鳥取三洋電機(深川)有限公司。いずれも3月に解散決議し、8月以降に清算する。

今回のどさくさにまぎれて会社清算をしたところで、遅きに失するのだが。この際、井植家ならびに野中ともよ粉飾決算の責任を取って誰か株主賠償訴訟を提起してもらえぬものか。だいたい野中が出た時点で駄目だったんだ。ニッポン放送の買収騒ぎの時点でさっさと社外取締役を辞任した腑抜けに、何ができるというのだ。実際、何もできなかったわけだが。床の間の飾りのほうがまだましだったわけだな。