人口問題→解決不可。

【北京27日時事】新華社電によると、中国の全国人口計画出産工作会議が26、27の両日開かれ、温家宝首相は「人口問題はわが国現代化建設の全体局面にかかわる」と危機感を示し、男女出生比率の不均衡や高齢化問題の解決を重視する方針を表明した。温首相は人口政策に関し、「基本的な国策は揺るがず、計画出産工作を強化・改善する」と述べ、一人っ子政策を堅持すると強調。その一方で「重点と難点は農村にある」と語り、働き手が必要で男子を望む傾向の強い農村で、安定的な人口抑制策を取る重要性を指摘した。男子が2割程度多いとされる偏った出生比率の問題では、胎児性別判定や中絶を厳しく取り締まる考えを示した。

無理。
そもそも中国の場合、河南省などのように華中地域であまりにも人が多すぎて、今までは共産主義の名の下に「ワークシェアリング」してきたわけだが、経済成長に伴って生産性を上げれば、大量の失業者が発生→市単位で産業消滅という事態になるので生産性を上げるわけにもいかず、無用に人民が跋扈するという図式を改めることは、どんなに政治が介入してもうまくいきっこない。
ただし、長期的には男女比120:100という生物学の域を超えた異常な出生比率が、人口減少要因にはなる。既に上海市では市人口が減少に転じ、それを他省流入人口で支えるという構図が成立してはいるのだが。ちなみに、上海の女性は中国国内で最も性格のきついことで知られており、その要求の高さが出生率の低下に寄与しているようで。