江沢君が必死だったわけは。

【北京12日時事】12日付の中国各紙によると、上海市人民代表大会常務委員会*1は11日、同市の祝均一・労働社会保障局長(55)を解任した。祝氏は社会保障基金から32億元を民営企業家・張栄坤氏に不正融資した疑いが発覚。共産党中央規律検査委員会の調査を受けており、ほかの疑惑も含めて政界を巻き込んだ大規模スキャンダルに発展するかが注目されている。また、人権団体・中国人権民主化運動情報センター(香港)は12日、上海市の周禹鵬副市長が、祝氏の事件などに関連して中央規律検査委の調査を受けたと伝えた。ただ、周副市長が法律や規律に違反したとは断定されていない。祝氏の32億元は、張氏が経営する上海の企業が2002年に投資した高速道路事業に使われたとされ、張氏も既に調査を受けている。上海市ではこのほか、電力設備大手・上海電気の韓国璋副総裁による資金流用事件なども発覚。周副市長がこれらの疑惑に関与したかどうかについて調査が進められている。
周副市長は国際投資などを担当。上海電気も主管しており、同センターによれば、中央規律検査委は今月1日、周副市長と面会していた韓氏を連行した。韓氏は銀行からの不正融資などに関して張氏と連携していたとされるほか、一部違法事件で周副市長と相談していたとの情報もある。一方、同センターによると、張氏は、不正疑惑への関与が指摘されている黄菊副首相の妻が副会長を務める「上海慈善基金会」の名誉副会長。祝氏から張氏への不正融資は、この妻の紹介で実現したとの情報もある。中央規律検査委は妻らについても資料収集を行っているという。

【上海14日ロイターES=時事】中国・上海市当局の報道担当者は14日、香港市場に上場する電力設備メーカー、上海電気集団の王成明会長が、共産党規則の違反容疑で取り調べを受けていることを明らかにした。同報道担当者は同容疑について詳細は明らかにしなかったが、上海市では現在、同市資金の不正融資など政財界汚職に絡んで捜査が行われている。この件をめぐって、同社からのコメントは得られていない。

いえこれって上海閥(=江沢民)燻り出しの作戦なんですかね。江沢民がここ最近自叙伝ばかり書きまくっているのって、実は「棚上げ」ってやつか。

*1:くどいほど書くが「議会」ではない