「倪宅」からその姿を消す日も近いか。

【北京7日時事】新華社電によると、中国上海市共産党規律検査委員会の程志強副書記は7日の記者会見で、6月に死去した黄菊元副首相の秘書だった上海申能集団の王維工副総経理(副社長)が重大な規律違反で審査を受けていることを明らかにした。中国誌・財経(電子版)は先に、王副総経理が陳良宇前上海市党委書記の解任につながった上海の社会保障基金をめぐる汚職事件に関与し、検察当局に逮捕されたと伝えていた。王副総経理は、不正融資を受けた民営企業家を上海の関係者に紹介した疑いが持たれている。

さすが「死者を鞭打つ」*1文化。嘉善西塘にある「倪宅」(元上海市副市長)には黄菊の写真が残っているが、いつ存在が抹消されることやら。

*1:史記伍子胥列伝参照。墓から遺体を引きずり出し、興奮のあまり死体を鞭で打った故事に基づく