「日系携帯の敗北は当然」地元紙が指摘

三菱電機の中国携帯電話端末市場からの撤退を受けて、「日系ブランド」の弱さがクローズアップされている。2月28 日付北京青年報は「日系携帯はなぜ中国で敗北したか」と題する特集記事を掲載。「現地化不足が敗因」「製品の多様性に乏しい」などと厳しく指摘した。日系携帯の敗北の原因分析は、競争が激しい中国市場で勝ち抜く上で、他業界にとっても傾聴に値する意見ともいえそうだ。
寧波波導は「日系温室育ち論」を展開。同社は「日系メーカーは日本の携帯端末市場をほぼ独占しているため、激しい競争にさらされた経験がない」と指摘。過当競争の中国市場で欧米系や地場系と戦うには、日系は優位性がなさ過ぎたとした。「臨機応変に対応することができなかった日系が最初に淘汰されたのは当たり前」という。(3/1NNA)

今まではNTTドコモの傘の下、適当に機種を出していればよかったが、さすがに中国で同じことをしていたら負けるのは当然だろう。つーか中国市場でどこも勝ち組はいないんですが。ジーメンスとかソニーエリクソンとか。