どうやら「蜥蜴の尻尾切り」のようだ。

【香港14日ロイターES=時事】中国国家物資備蓄局(SRB)の幹部は14日、ロイター通信に対し、同国政府系の銅トレーダーがSRBの許可を得ないままロンドン金属取引所(LME)銅先物相場で大量のショートポジション(売持ち)を積み増していた可能性があるとの見方を示した。銅先物相場はトン当たり4000ドル強と、過去最高値で推移しているが、市場では相場の下落を見込んでいたSRBが大量のショートポジションを抱えているとの憶測が広がっている。SRB幹部は匿名を条件にロイター通信に対し、大量のショートポジションを抱えている証拠はなく、仮にそうだとしても、それはトレーダー自身の勘定でSRBの勘定ではないと述べた。また、現在トレーダーの1人が休暇中であるとした上で「休暇が明け次第、事実関係を明らかにしたい」と銅相場の高騰を懸念している中国当局はこの数週間、備蓄している銅を売却する意向を示してきた。ディーラー筋は中国の動きを、価格高騰の沈静化とLMEでの損失を最小限に食い止めるための試みと見ている。アジア市場に詳しい筋を含む複数の業者筋は、中国が抱えているショートポジションが10〜20万tと、LME在庫(65000t)の2倍以上に上ると指摘している。LMEスポークスマンは、今回の憶測について「市場でのうわさについてはコメントを発表しない」とした上で「常に市場を監視しているが、現在の状況は機密事項だ」と語った。

住友商事でもこんな話があったような。死んでいないことを祈るが(笑