最終赤字1400億円でも井植家は神聖にして侵すべからず。

三洋電機は28日、2005年3月期の連結最終赤字が、従来予想の920億円から1400億円に拡大すると発表した。競争激化に伴うデジタルカメラなど主要製品の価格下落や、新潟県中越地震で被災した半導体事業の悪化が主因。このためリストラ計画を前倒しし、来年1月末までに1万人を削減。一部工場の売却にも着手する。不採算事業の撤退など事業のスリム化も急ぎ、経営資源を強みを持つ事業に集中し再建を図る。
野中ともよ会長兼最高経営責任者(CEO)と井植敏雅社長が同日、大阪府守口市の本社で記者会見し発表した。人員削減では、国内、海外で各5000人減らす計画。7月に発表した再建策では、08年3月末までに1万5000人を削減する計画だったが、業績悪化を受け計画を前倒しする。05年3月期決算に240億円に上るリストラ費用を計上する。また、本社ビルを含む国内拠点の売却や証券化に踏み切るほか、創業拠点である北條工場(兵庫県)や群馬県にある半導体後工程工場を来年1月までに閉鎖・売却する。子会社で東証1部に上場する三洋電機クレジットも提携を視野に「大手グローバル企業と交渉中」(野中会長)だ。
不振の白物家電やオーディオビジュアル(AV)事業は、アジアなど海外向けを強化する一方、DVDなど不採算分野から撤退。同社が強みを持つ(1)産業機器(2)二次電池太陽電池(3)携帯電話・デジカメを「コア3事業」と位置付け、経営資源を集中し08年3月期には連結売上高を05年3月期比1.4倍の2兆円に伸ばす計画だ。(09/29 時事)

まあ海爾との包括提携をした時点で終わっているのだが、ニッポン放送社外取締役を逃げ出した馬鹿をCEOに据えている時点で益々終わっている。つーかソニーよりも腐っているという話も。