10年までに都市部で粘土レンガ使用禁止に

28日付の中国紙・経済日報(2面)によると、国務院の国家発展改革委員会や国土資源省、建設省などはこのほど開いた電話会議で、2010年までに都市部では粘土レンガの建築材としての使用を全面的に禁止する方針を確認した。すでに170都市では期限を切って禁止するよう求められているが、08年までの禁止を義務付ける第2弾の対象都市リストを近く公表するという。使用と並行して生産も禁じる方針。
中国当局は壁材などに新型材料を使用することを推奨している。行政機構の建物などには率先使用しており、国家プロジェクトなどにも義務付けている。
今回の電話会議では、新建材の使用を進めるための管理責任体制を講じるとともに、06年から粘土レンガ使用禁止の監視体制を共同で強めることを決めたという。(時事)

セメントがだぶついているのかそれとも粘土が枯渇しそうなのか。おそらく前者だと思うのだが。ちなみに煉瓦の需要があるからこそ、汚泥・珪藻土などの処分先があるというのは定説。余剰となった汚泥・珪藻土の行き先は如何に。