「アジア縦断鉄道」の中国部分、中央政府が認可

15日付の香港紙・大公報(A14面)によると、中国鉄道省関係者は14日、貴州省貴陽市で開かれた西南6省・自治区・市の経済関連会議の席上、中国雲南省と東南アジア各国を結ぶ「アジア縦断鉄道」の敷設プロジェクトの一部が中央政府の正式認可を取得したことを明らかにした。同鉄道では、中国内の路線部分で「東回り:玉渓〜蒙自〜河口」「中央:玉渓〜景洪〜磨敢」「西回り:大理〜保山〜瑞麗」の3ルートが計画されており、今回認可を得たのは、このうち東回りルートに当たる。鉄道省雲南省が協力して敷設プロジェクトを進めており、間もなく着工になる予定という。同関係者はまた、中央ルートと西回りルートについて、「社会、経済状況の発展を見極めた上で、適切な時期に建設を行う」と述べた。
同鉄道の建設は、マレーシアのマハティール前首相が1995年12月のASEAN第5回首脳会議で提唱したもの。雲南省省都昆明市から、ミャンマーラオス、タイ、マレーシア、シンガポールなどを結ぶ構想となっている。(時事)

それなら周辺国家の軌間にあわせて、すべてメーターゲージで建設するんだろうか。そんなことはけっしてありえないけど。