カルフール系のDIA、中国展開戦略に変更なし

19日付の上海紙・青年報(B3面)によると、仏カルフール系のディスカウントストア「Dia」を中国で運営する迪亜天天上海管理諮詢公司は18日、中国での事業展開に変更ないと強調した。上海市北京市に設けた店舗が不振で、中国側出資者が不満を募らせていると言われるが、低いコストで展開できる中国市場を重視する戦略に変わりはないという。2年連続の赤字については「予想範囲内。引き続きコスト削減に全力を挙げる」としている。同公司は2003年に上海に進出。ただ、夏場でも店内でエアコンを使用せず、買物袋は有料などといったコスト低減戦略が顧客には不評だ。迪亜天天上海管理はこの点について、「世界戦略の一環」とし、見直すつもりはないという。(時事)

さすがカルフール、なかなかワラス。世界戦略の一環がイオンに店ごと売り払ったカルフールジャポンのようなことになることを、激しく期待する。