「安利」本格展開、中国を「鼠の巣」へ。

22日付の上海紙・東方早報(B12面)によると、米直接販売大手の安利(アムウェイ)は2007年7月から、中国での事業を強化する方針だ。当局による直販免許認可を受け進めてきた展開準備作業がこのほど完了したという。7月初めに販売員の養成・評価を始め、合格者を順次、販売業務に投入する方針。安利の営業認可地区は北京、上海、天津などの24省・直轄市自治区と、5つの単列計画市。販売強化の一環として、110mハードルの金メダリスト劉翔選手を使ったテレビコマーシャルの放映を始めたという。同社の中国統括法人である安利中国公司は、中国の115都市で188店舗を展開している。2800のサービス拠点の整備も終わり、現在は中国市場向け製品の開発に力を入れているという。(6/25時事)

「安利」別名「Amway」は当初中国に直販方式で乗り込んでいる。それが急遽規制されたのは、上司が部下に業務命令で洗剤を買わせるなどの弊害が全国各地で問題となったため。今度は中国を「鼠の巣」にするつもりだ、間違いない。