東京証券取引所はこのほど浙江省杭州市で、現地民間企業を対象に上場説明会を開いた。民間企業が集積し、中国経済をけん引する浙江企業の上場を誘致したい狙いだ。中国では大手企業が香港やシンガポールへ続々と上場しているが、日本の株式市場も中国株獲得に動き始めたようだ。日本で中国株投資がブームとなる中、東証は優良な中国企業が上場すれば個人投資家などからの資金を市場に呼び込めるとにらみ、誘致に乗り出している。中国本土企業で東証に上場した例はまだない。5日開かれた今回の説明会は、三菱証券などとの共同開催。省内企業約50社が出席した。東証は新興企業向け市場マザーズの制度などを説明し、出席者からは上場までの日程や費用などについて質問が相次いだという。東証新規上場サポート部は「関心を持った企業には、個別訪問をするなど対応したい」と誘致に強い意欲を示している。
東証マザースを作ったら仕手株屑株の巣窟となったというのに、よりによって大陸の何処の馬の骨とも知らぬ企業を上場させますか、正気か？だいたい中国の上場企業なんて、共産党幹部が実質的に所有する国営会社の傘下にあるので、事実上の「共産党の財布」なんだがそういうことをしっかりと認識しているんだろうか？おまけに中国株だからそれこそ「仕手株」と化したら黒社会の資金が流れ込む気もするわけで、全く洒落にならんのだが。
