交通論学徒の成れの果て、都市論を弁ず

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「東・北田対談も研究とは言い難い放談」と切り捨てられていて、社会学の無能さをdisっていて笑うほかないのだが、バブル崩壊を経てショッピングモールに収斂した均一化した状況をどう論じるかが今後の課題であろう。

これは当初、交通論のゼミに参加して最初に読まされたのが「土地の神話」なもんで、田園都市計画と東急との関わりのさわり程度しかやらなかったし、今迄このあたりは学界の徒が多く取り組んできたから今更感があったのだが、死んだ鉄道会社の財務諸表をいじり倒しているうちに上武鉄道にたどりつき、同社を扱う以上はセゾングループの盛衰に触れなければならなくなってきたから、まさに先祖帰りしたかの如く、都市論・流通論にまで立ち返ることになりそうである。そのきっかけが「翔んで埼玉」の中吊り広告だとしても

しかし、その検証のためにわざわざ吉祥寺とかにぷらっと行くわけにもいかんしねえ。週末に一人の時間を持つことは極めて困難なのだ。ちょっと外出すれば、時間が遅いの、無駄遣いするなと詰られるのだから、論考する余裕など金銭的にも時間的にもありゃしねえ