「C84」を取るか「C85」に向けて足固めか。

落選したその時は「委託してでも出すべか」と考えるのだが(特に今回はカットを依頼していたこともある)、数日経過してみれば「無理して仕上げても精度が荒れるから年末に向けて足固め」という気分になる。いやこんなときに「集通以降の前進型蒸機」の構想を固めても何の意味もないのだが、頭のなかで思いついたときにその断片を掻き集めて、ある程度の形にする作業をやっておかないと、いざというときに原稿を書き出す作業ができない。
問題は「満研II」のほうで、「C84」に向けて駆け足でまとめてもいいのだが、そもそもこちらの草稿がまだ最終的な方向性を見いだせていない上に、総頁数・装丁・予算等の検討もまだ済んでおらず、この辺りが若干の不安材料。無理押しせず、足固めしたほうが良いのは事実だが(「論叢III」はその方法論を取った)。