陸続と資料査収(今度は和書と地図)

一件は諸般の事情で却下されたが、残りの資料がやってきた。特に今回は華東地域の地図で第60次打通作戦の調査地域をほぼ確定させることができた。間違いなく遺構が残っているとは思えないが、拠点からは比較的近いので回ってみようかと考えている。それ以前に時刻表なども複写できればいいが「作業中」でどれが複写できるかできないか出たとこ勝負なのが困る。
あとは自分の研究分野だが、施設面に特化した研究はなされていないようだ。案外着目されていないのだな。どうも「満洲」関係は政策・軍事面の研究ばかりで、施設・人事制度関係はきちんと論じられていないようだ。しかし、学会外の一趣味人がこういうことを取り組むというのは、ある種の「枯渇」を感じ得ない。幸い、葫蘆島も開放都市化したようなので(これは雑誌記事で確認)、現地調査をどうするかはGW日程と家人との交渉次第。