つまらぬものを見てしまったw

http://d.hatena.ne.jp/SY1698/20110210/ の続き。
http://opac.ndl.go.jp/recordid/000010136504/jpn

請求記号 Y94-J8011
タイトル 出版評論. vol.2(2008年 冬号)
責任表示 大内明日香企画・編集・装幀
出版地 立川
出版者 出版評論社‖シュッパン ヒョウロンシャ
出版年 2008.12
形態 31p ; 21cm
ISBN 978-4-904436-09-7
全国書誌番号 21592981
NDLC Y94
本文の言語コード jpn: 日本語
書誌ID 000010136504

まさかこんなブツが納本されているとは思わず、一冊だけ閲覧してみたが、頭の悪さを露呈する*1つまんない文章が並んでいて(一部はブログからの転載)、全文読む気にもならなかった。補足事項として詳細情報を追記する。

出版期日:2008年12月30日第1刷
出版人:出版評論社(立川市若葉町2-52-7)
印刷製本:ぶんがく社

http://www.bungakusha.jp/
「ぶんがく社」はいわゆる自費出版書籍の出版社であり、同社サイトはネット書店経由での販売を中心としており書店取次を通さない。ところが、ISBNコードが付与されるためにこれが仇となりコミケで売ると規約違反になる(商業出版物の販売禁止)。値段だって印刷会社に自分で版下作って持ち込むのに比べればかなり高いのだが、それを10種類以上出したらどれだけの値段になるのか。国会図書館に納本されている書籍にはこの手のものが大量に転がっているのかと思うと恐ろしいものがある。
追記
コメントを受けて思い直した。「出版評論」が絶望的につまんなかったのは、何をやりたいのかよくわからないからだ。事実、C79でも何が売りなのかさっぱりわからなかったし。
自分の原点なんて「向こうで見た車輌の出処がわからない」「記事で紹介されていたものがほんとうにあるのか」これだけ。さらに言うなら、図版転載許可申請のために(雑誌投稿では無理)同人発行を考えたわけで、競合もいないが、市場性なんて自分でもよくわかっていない。それでもとりあえず進んでみる。

*1:言い方が悪かったので表現を修正。