あのころの自分は「厨二病」だった。

これだけは今のうちに書こうと思っていた。
そもそも、中学時代の同期から年賀状で同窓会があることを聞いてはいたのだが、いろいろな思いがあって躊躇していた。ただし、こういう機会が数あるわけでもなし、そのまま年を重ねるべきではないと考え、参加しようと思ったのだが
賀状には電話番号もメールも無し。
仕方が無いので手紙を書いたら、翌日電話がかかってきたので一安心。
さて当日は朝早起きして家の中を掃除して、国会図書館で調べ物をし(複写箇所選択のためずっと立ち詰めだったので腰を痛めた)、それから会場ヘ向かう。そもそも中学時代の同窓とはごく一部を除いて顔を合わせるのは25年ぶりのはずだが、受付についた段階ですぐわかったようだ。いや自分は忘れているのでそう言われても困る。それでも過去の記憶を手繰り寄せて少しずつ名前を思い出す。しかし、男子はともかく女子の記憶がほとんどないのは悲しいことである。さすが暗黒まっしぐらの思春期。
会場でなぜか2年で同じクラスだった連中とばかり固まって話をすると、おお2年の夏に転校したのがいるではないか。自分は覚えていたが、向こうは全く覚えていなかった(揃って学級委員をさせられたというのに)。さらに追い打ちをかけるがごとく「男子からの色紙はあまりにもひどいことしか書いてなかったから捨てた」だと。そんなことを書いた覚えはないので思わず「ひでぇ」と言い返してしまった。まあそんなもんだ。
あと大学時代に同じ学部になっておきながら顔を失念し失礼な態度をとってしまった(昔から顔を覚えるのが不得手だが)同窓とも顔を合わせる。本当にあの時は申し訳なかった。最後に顔を合わせたのが20年前のはずなのだが、高校時代の同窓と勘違いをしていたのだ。
一次会では教師3名が来た中、1人は自分の顔を見てすぐわかったようだ。よくわかったな、と思ってアルバムを見返したら
当時のほうがおっさん顔だったよ ヘ(゚∀゚ヘ)アヒャ
二次会に向かえば立錐の余地無し、身動きも取れずおとなしく酒を飲む。帰りの電車など端から考えてもなく、勢いで三次会に向かうが、3時頃に中締めして手持ちの金が尽きたこともあり男3名で一旦切り上げると、同窓女子2名(件のも含む)と行きがかり上合流することになり、始発までの間カラオケボックスで歌って時間を潰す。
という話だったのさ。