結局、この内閣は「何」ができたの?

こないだのAPECでは胡錦濤相手にカンペを読んできた直後に、「暴力装置」と「言論統制」発言に加えて、「法相とはいいですね。二つ覚えておけばいいんですから」発言で既に国会は空転の極みという状況で、別に問責決議案なんか単なるパフォーマンスだから糞面白くもなくて、いっそのこと党内が割れて本当に内閣不信任決議が通ったら笑いもの。在任期間は「東久邇宮内閣」を超えることはなかったが、実質的には敗戦処理以下という状況。そもそも、菅直人が「カイワレ」以後は不倫問題だとか、二世(ニート)の選挙出馬だとか、ダメダメなことはわかっていたのに(「薬害エイズ」の一発屋)、内部闘争だけしか強いものはなかったんだなーと妙な感慨。
むしろこういう時期に「三無事件」とか「クーデター論」が肯定される方が恐ろしい。もしくは「革新官僚」がもてはやされた時代を想起する。気のせいであることを望みたいのだが。