「5%」で財政破綻と呼べるかw

http://d.hatena.ne.jp/keiseisaimin/20100622/
で指摘されていた件の続き。格付けが下がったことで有利子負債を時価で買い戻して利益を上げた会社があったはずで調べたところ、住友信託銀行劣後債を買い戻した事例があった。それをできるだけの手持ち資金があるのなら、十分に考えるべき事例ともいえる。
むしろ、ここで指摘されているように「5%」程度で財政破綻と呼べるものかと考えれば、国債保有する金融機関の評価損(特にゆうちょ銀行)が一時的に過大になる問題を考慮しない限り、国債整理基金特別会計国債買戻予算を組むという荒業もあり。たしかに、これで国の債務は激減する。その代わり、日本の金融機関、特にゆうちょ銀行の債券運用が国債に過度に傾斜しているのは事実で、数十兆円の国債評価損が出たときに、経済にどのような影響が及ぶか、自分には想像がつかない。
まあ、一種の踏み倒し会計といえるのですがw