備忘録(代打屋への道)

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100518/214491/
河合薫女史のコラムより。二箇所引用。

例えば、組織図に示される部下がいなくとも、自分を「師」と仰いでくれる部下を持つことは、最も簡単なジェネラティビティーである。自分の業績を上げるためだけに、自分のためだけにキャリアを積み重ねるのではなく、後輩たちと一緒にいい仕事をしようとか、後輩がいい仕事ができるようにしようとか、損得勘定なしで関与しようとするだけでいい。
「自分が自分が」という意識を捨てて、縁の下の力持ちとして働けるかどうかであり、「困ったときには、〇○さんのところに行こう」と若手社員が慕うような関係性を周囲に作れるかどうか、なのだ。

だが、知力だけは年齢を重ねても衰えることがない。険しい山を昇る体力はなくとも、自分の知力を生かして昇れる山を目指せばいい。とかく険しい山ばかりを目指してきた人にとっては、「え、こんな山?」とがっかりするかもしれない、退屈に思えるかもしれない。だが、実際に登ってみると、その景色の見事さに感銘を受けることだろう。それが、“美徳”といわれるものだ、と思うのだ。

まがりなりにも「四十而不惑」(数えで)となった今、
「蒸機鉄」枯れた挙げ句に「ヅカ」を逝くw