不思議な「債権譲渡登記」。

自分が破産更生債権管理をやっているときには存在しなかった制度だが、SFCGとこの制度は切っても切れないので書いておく。
「債権譲渡」を登記するわけである。不動産に抵当権を登記するのと同じ感覚である。そんなものを会社の登記簿謄本に付けたら「もうそろそろお陀仏」なのはまるわかりなのであり、何でそんな制度を法制化したかが理解できなかった。
思うに、この制度というのは、商工ローン会社に対するものでもなく、新規に取引を開始する金融機関に対して「もうやばいから逃げろ」というためのものではないかと。単に銀行が楽をするための制度じゃねーか。こんな制度が必要なのかと、今更ながらそう思う。