東莞市のゴルフ用品メーカー、裕鼎五金運動用品廠が、労働契約法の施行を前に、全従業員1,200人のうち約1,000人を一度解雇したうえで、強制的に新しい労働契約書にサインさせていたことが分かった。サインを拒否した約130 人は辞職を迫られているという。21 日付広州日報が伝えた。同社の目的は、就業10年以上の従業員が無期限雇用となることを避けるためとみられている。従業員は、10月30 日に事務所に呼び出され、離職申請書と入社書の両方にサインするよう求められたと述べている。「受け入れないなら明日から出社しなくてよい」と迫られ、仕方なくサインしたという。社歴が10 年を超える従業員は措置が納得できないとして、同市労働部門に仲裁を求めている。同市ではほかにも、一部企業で社歴10年以上の従業員91人を集団解雇するなどのケースも確認されている。(11/22NNA)
「鼎」の文字は「台湾」系。
さすが、金にシビアな台湾系ということはある。
