「脳内妄想」。ネタでなければ、怖すぎる。

「勘違い男による被害報告12人目」より拾ったネタ。
http://life8.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1181392800/

232:おさかなくわえた名無しさん:2007/06/20(水) 17:15:19
長いや、ごめん。


何年か前、今ほど携帯メールが普及してなかったころの話。
高校時代の同級生(仮にA、男)から突然電話がかかってきた。同じく高校の同級生Bが自殺した。葬式は身内だけですましてしまったので、今度当時の友人たちで墓参りにいかないか。という内容だった。まさかBが!と驚いて「じゃあ次の日曜日にお墓に行く」といったら「土曜日にならない?」と聞き返された。土曜日も仕事なのでムリだといっても「有給とれない?」とか食いついてくる。そのときに少しおかしいな?と思ったが、結局日曜日に行くことに。
待ち合わせの駅に行くと、Aが車で待っていたが他には誰もいない。「他の友達は?」と聞いたら「みんなは土曜日にすませた」と言われて、じゃあAは二日も出てきたのか悪いなぁと思いつつ

「なんで二日も?」

黒いスーツを着ていった私に「黒っていいよね」と突然言い出し、「え?何が?お墓参りで喪服はやりすぎかと思ったから、スーツにしたんだけど?」と言ってるのに

「なんか喪服ってやらしいよね」

「淫らな感じがする」

とか言い出す。
で、墓に着いたんだけど、明らかにAは墓を「探してる」
Bは佐藤とか山田とかみたいなよくある苗字なんだけど、Aは間違いなく、墓石を見てウロウロしてんの。昨日来たんじゃないんかよ、とさらに不信を深めていると「あった」とB家の墓石を指差してる。そこで突然疑問がわいてきた「これって本当に私の知っているBの家の墓なんだろうか?」でも死にたてのBの名前は墓石に彫ってあるわけないし、確認のしようがない。
そしてAの行動がなんか妙に落ち着きがなくなってきて、前かがみというか、手をブラーンとさせて前傾姿勢であっちいったりこっちいったら、急に方向転換したり…。口が開きっぱなしでなんかブツブツ言い出して、電車でよく見る「足らない人」の姿とかぶった。 帰り、車に乗るのが怖くなり、「タクシー呼んで帰るから、今日はありがと〜」と逃げた、追いかけられたけど逃げた。社会人になって初の本気ダッシュだった。


233:おさかなくわえた名無しさん:2007/06/20(水)17:16:34
つづき
高校時代の友人達とは年賀状をやり取りするくらい交流しかなかったんだけど、その年賀状の中から携帯番号を書いてくれてた友人に電話してBのことを確認した。
「え?B?死んでないよ?何言ってんの?」
ぎゃー!ってなってことの次第を話すと、たまたまその友人はBと今も親しくしていたので、 その話がBまで行ってしまった。 BはAのイタズラだと思って「人を殺すなよw」と電話した。が 「あいつおかしいんだよ。逃げたんだよ。土曜日ダメだって言うし。俺せっかく準備してたのに」みたいなことを言うだけで話にならず、どうも心を病んでる様子だったそうで、「気をつけたほうがいいよ」とBから連絡があった。 高校の友人と普段から連絡を取り合ってない私ならBの死を他人に確認したりしないだろう。とか。墓場に行けば一つは絶対ある「よくある苗字」のBをチョイスしたこととか。心を病んでるくせになんでそういうところで知恵は回るの!?と怯えていると電話攻撃が始まった。Aの親に相談すると
「いやもう、ダメなんですよ。直接には何もしませんから…」
ということを言われた。これは本当にそのまま文字通り言われた。結局うちの父がAの親に電話して話し合ったらぴたっと止んだんだけど、 Aの親の電話の態度が、私に対してと父に対してとで全く違ってビックリした。世の中には「男」というだけでひるみ、「女」というだけで軽く見てくる奴がいるんだな、と知った。結局Aはなんだったんだ?とか、
なんであんなに「土曜日」にこだわったんだろう?とかいまだに解決してないことが色々あるんだけど、事件事態は後を引かなくてよかった。(引用終わり)

ここまで壊れていると、壮絶なものがある。
喪服云々のあたりが、なかなか怖いんですが。
((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル
ほかにも、困った人間の例が、数々紹介されている。
これは、もっと怖い例。

372 :1/2:2007/06/28(木) 13:19:51 id:NPmyvVy7
十年近く前のことですが。学生時代一人暮らしをしたときの隣人が変だった。三十歳くらいの小柄な男で、引越しの挨拶に行ったらいきなり「俺が隣でラッキーだね。なんでも教えてやるよ。ところでまさか彼氏とかいないよね?」遠恋中の彼がいたけど、詳しく言いたくなくて「はあ、まあ」とか適当に答えた。そしたら人差し指でおでこを突かれて「見栄張んなくていいって」と。呆然としていると手を出して

「合鍵渡しなよ。普通預けとくもんだから」

そんな話聞いたこともないし鍵を渡す気なんてなかったから、急いで自分の部屋に戻った。次の日の夕方、ドアチャイムが鳴った。ドアスコープから見ると、隣人。気味悪くてドア開けなかったらドア越しに「俺これから仕事だけど、戸締りちゃんとするんだぞ」それからもほとんど毎日のようにピンポン。

「もう荷物片付いただろ?部屋見せろよ」
「合鍵早く作れよ」
「じらすのってやりすぎはよくないぞ」

その度に、彼氏がいますからとか関係ありませんからとか言い返したのに効果なし。その男は夕方から明け方にかけて働いてたみたいで、外で出くわさないのが唯一の救いだった。学校から帰るのも、男が出かけた頃を見計らって帰るようにした。するとそのうち、早朝、壁をトントン叩いてくるように。無視していると、今度はぶつぶつと愛?の言葉を呟く。

「素直になれよ」
「俺とおまえは運命の相手なんだよ」
「全部教えてやるから怖くないよ」

もう、実家(市内)に帰ろうかと思っていたとき、彼氏が県外から来てくれ、泊まることになった。その翌朝早くのこと。夜明け前に、私はなぜか目を覚ました。今思えば、ドアが開く音がしたんだと思う。部屋は暗かったけど、カーテンの隙間からすこしだけ外の光が入っていて、そこに誰かが立っているのがわかった。


373:2/2:2007/06/28(木) 13:22:01
一瞬、彼がトイレにでも行ったのかなと思った。でも、彼は腕枕をしている。そこにいるのは別人だと気づいた。その途端、ものすごい恐怖に襲われた。声は出なくて、彼を必死で揺り起こした。目を覚ました彼は私の様子が変なのに気づいて、すぐにベッドから出て部屋の明かりをつけた。

そこに、隣の部屋の男が立っていた。

男は彼氏を見て呆然とした顔をしていた。「おまえだれだ?」と彼氏が聞くと、おびえたように「いや、部屋を間違えて」と。 そして私に向かって、「なんで?話が違うじゃない」「こんなあばずれだったのかよ」とわめき始めた。
でも彼氏が「警察呼ぼう」と言った途端、男は我に返ったみたいに慌てて出ていった。いつもは玄関の鍵は必ずかけてたのに、彼が来ている安心感でかけ忘れてたみたいだった。
彼に「もしかしてあの男、毎日この部屋の鍵がかかってるかどうか確認してたんじゃないのか?そうでもないと、偶然すぎる」と言われて、ものすごく怖くなった。
明るくなってから、彼が「ちょっと調べてみる」と言って、ベランダに出た。ベランダは二部屋ずつ繋がってて、部屋と部屋の間は薄い板みたいなもので仕切られてる。彼氏がその板を軽く押すと、板は簡単に外れた。板の周囲は削られて枠より小さくなっていて、隣のベランダの側でガムテープで押さえてあった。多分、隣の男はベランダにも出入りしていたんだと思う。部屋のなかからはよくわからなかったけど、
ベランダから見ると、窓ガラスに手の跡と、顔を押し付けたような跡がたくさんあった。
その後、彼に手伝ってもらって、荷物をまとめた。我侭を言って一人暮らしをさせてもらったので気が引けたけど、そんなこと言ってられなかった。その後私はそのときの彼と結婚し、今に至ります。娘がいますが、大人になっても一人暮らしはさせたくないです・・・。
(引用終わり)

ここまでくると、見事に犯罪。怖すぎる。
彼氏がいるときでなかったら、どうなっていたことか。